紅白は、錦鯉の中でもっとも人気がある代表的な品種です。
白地の上に緋斑があるだけ。赤と白を組み合わせた単純な品種ですが、雪のような白い肌に。大きくて鮮やかな赤が大胆に乗っており、その簡素さがかえって奥行きを深くしている意味合いがあります。
模様は、基本的に頭の部分でひとつ、背中の部分で2段目、尾っぽの部分で、バランスのよい3段模様が重要なポイントとなります。
なお、赤斑の模様はで「小模様」「大模様」と分けられ、模様の付き方によって、色々な呼び方がされています。
[段物]
緋斑が2段~5段に分かれたもの。
各々「2段紅白」「3段紅白」「4段紅白」と表現します。
[一本緋]
頭部から尾筒まで模様が連続しているもの。
緋斑を稲妻型となって連続しているタイプを「稲妻紅白」と呼んでいます。
[丸天紅白]
第1斑が丹頂のように頭部に丸く入っているもの。
[口紅紅白]
口先に小さな緋があるもの。
その他、「丹頂紅白」 「鹿の子紅白」 「ドイツ紅白」 など、
紅白系の中でも部類が分けられている品種があります。
|